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2023-06-30

山形県山形市での調査

こんにちは。修士2年の神谷です。6月27〜28日に修士設計の敷地調査を行いました。私は現在、住宅ストックに関する研究をしており、そのケーススタディの敷地として山形県山形市を選定しています。

長年人の手が入っていない空き家

実際に町を歩いてみると、完全な空き家が何軒か見られましたが、それ以上に「管理されているが使われていない家」が多いように感じました。その要因として、住民が何らかの理由でその家に住めなくなり、親族が管理をしていると言うケースが考えられます。

草が生い茂った農地

また、この地域はもともと農地だった場所を住宅地に開発しており、ところどころ田畑が残っています。特に、多くの住宅が家庭菜園規模の畑を持っていることに気がつきました。農作が盛んであったこの土地では、農を介した地縁が形成されていたようです。しかし、農地や農家の減少によってそのつながりは減少していることがわかりました。

今回の敷地調査から空き家ストックの状況を把握することができ、またこの地域のコミュニティ形成についても知ることができました。

今後は自分の考えを整理して調査を進め、現地の方へのインタビューも行いたいと思います。

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