南房総市でのワーケーション体験記
こんにちは。真田さくらです。
今回は南房総市でワーケーションを体験したことについてお話しします。
まず、
ワーケーションとは、仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせた造語で、リゾートなどの環境のよい場所で、休暇を兼ねてリモートワークを行う労働形態を指す言葉です。
※一般社団法人南房総市観光協会「ワーケーションシティ南房総」から引用
私が研究フィールドしている千葉県南房総市ではワーケーションを推奨しています。今回、現地に滞在しながらインタビュー調査を行うにあたり体験してみることになりました。
滞在期間は9日間。現地では、民宿等でインタビューを行ったり、その内容をまとめた資料を作成して過ごしました。
結果は、、また来たい!と思いました!
理由は、「作業環境が整っていて良かった」「立地が良かった」「人が良かった」からです。
まず、「作業環境が整っていて良かった」については、
食べる場所・寝る場所・作業をする場所を分けることが出来たのが良かったです。
今回滞在していた「仲間の宿川きん」さんでは、コロナウイルスが感染拡大して以降“出来るだけ他のお客様同士が会わない”ニーズが増えていることから、棟貸しや時間貸しを始めていて、私も1人で一棟貸していただいていました(同じように借りることができるかは予約状況やシーズン次第だそうです)。和室4部屋にキッチン・風呂・トイレと、一軒家を借りたような気分でした。
1部屋を寝る部屋、もう1部屋を作業部屋として過ごしていました。部屋を分けたことで無駄な誘惑がなく作業に集中することが出来ました。普段自宅で作業しているときよりも多く進められたと思います。
続いて、「立地が良かった」については、海が近かったのがとても気に入りました!
私は人生の大半を山形県の内陸部で過ごしてきたので、今でも海を見ると嬉しくなります。泊まっていた民宿からは歩いて3分だったので、滞在中はほぼ毎日海に行っていました!外で時間を過ごせるのは、気持ちいいですし気分転換にもなりました。
今まで住んだことがない環境だった、というのがワーケーションの環境として自分に合っていたのかなと思っています。
最後、「人が良かった」については、今回の滞在期間中に会った方々がみなさん温かかったです!
インタビューでは、当時の写真や民宿の間取り図などを準備していただき、更には細かな質問まで答えてくださいました。また、自分たちで作った野菜やお米などもいただき南房総の食にも触れることが出来ました。岩井地区の民宿は民家の一角を貸し出していたことが発祥だとされていて、当時からのおもてなしの精神が今に残っているのだと思いました。それがとても嬉しかったですし、岩井地区の民宿の良さだと感じました。改めて、自分1人の論文ではないことに気づき、気が引き締まりました。
9日間滞在して、南房総市岩井地区の魅力にたくさん気づき、ぜひ多くの人と共有したいと思いました。
ぜひワーケーションを検討している方は岩井へ行ってみてください!
私自身とても気に入ったので、今度は個人的に出かけようと思います。